2015年4月15日の記事

職人、

category: 雑感

この仕事をしてて、修行をしてきた職人は、尊敬できます。だんだんそういう人が少なくなり、高齢化してますが、私どもの家づくりはそういう職人が必要です。若い時から親方に厳しく教わり、ろくに休みもなく、腕を磨いてきたわけですから、大事にしなければいけません。不景気のしわ寄せを職人に押し付けたため、廃業した人は少なくありません。そうなると職人不足ということで、工場で車を作るようなシステムで、無機質なプレハブの家が主流になります。大事なものがどんどんなくなります。どの現場に行っても、工夫と、修まりのいい、匠の仕事を見ると、職人に感謝の言葉が出ます。われわれをかわいがってくださるご入居者は、職人にも同じように、接し、彼らに感謝してくださいます。職人も、そういう家は前向きに守ります。オーナーの夢と、職人の舞台を作ることが我々の仕事と言っていいかもしれません。

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