Dアートの現場レポート

東京Ｆ邸の写真を作品集に掲載しました。イギリスでの生活経験もおありで、シンメトリーで威風堂々のジョージアンです。２階ＬＤＫでの暮らしです。玄関ホールと２階のピアノホールを大きな吹き抜けでつないだ空間が主役です。九州の零細事務所のデザインを採用いただきありがたいことです。日本各地に作品ができていくことはとてもうれしく思います。一つ一つに物語があります。コーディネーターと仲間とそしてオーナーとの合作です。

小倉北区で見積もりの打ち合わせ後、水巻現場に行きました。玄関庇に輸入モールを取り付けレベルアップです。相手がコンクリートなので釘と接着剤塀用でコーキングとともに取り付けます。ちょっとしたことですが上品さと重厚間が出ます。いろんなチャレンジができることに感謝です。

水巻のＫ医院、Ｙビルの外壁塗装中です。いつもいつも色の決定は難しく緊張します。うまくいくと見違えるように印象が違う建物に生まれ変わります。完成するとまた写真でご紹介します。見取りの家は基礎工事中です。本医院は大腸検査控え室と職員トイレの改装も行っています。継続して仕事を頂き感謝しています。広い敷地全体のデザインを忘れず、提案し続けます。

外構もできました。看板と植栽が３１日予定です。台風で大雨の予報が気になります。医療機器は一週間先、取り付けのようです。１日取り説です。今までクリニックや薬局、など手がけさせていただきましたが、住宅と違い、ビジネスの建物です。緊張します。後は街づくりのスロープや手すり、段鼻の色などというくだらない写真提出と書類が必要のようです。こんなくだらないことに職員を何人も使い給料払っているのですから困ったものです。役所のくだらない決め事が建物のデザインを崩しています。また大事な話の最中『私の勤務は４時なので帰ります。』といいやがる。こんなやつらが一番すかん。だから公務員はつまらん。われわれ二百枚近い写真を撮らせ、これもこれもと要求する。われわれに仕事を押し付けず検査に来いというと、そういう決まりだからといいやがる。明日３人相手にバトルです。

異常気象といわれて数年たちますが、梅雨も早まってる気がします。通常の梅雨の季節は雨が思いのほか少なく、工程の予測が難しくなります。外壁の塗装や外構など特に困ります。米軍住宅のように多くの棟数を建てる工程も大変です。デザイン屋と割り切れば無用な心配ですが、竣工が気になります。歯科医院、水巻、東京など大変喜んでいただき、新しい依頼をいただいてます。ありがたいことです。職人の労をねぎらい大事にして下さるからかメンテの動きも早く、次の仕事も楽しみのようです。