大阪はデザイン、設計、コーディネートが終わり、オーナーとの契約内容は終了してるのですが、請負工務店以上に、オーナーが毎朝、現場写真をメールで送ってくださいます。現場が好きな私でも、大阪は遠すぎていけません。うれしく、楽しみに写真を見ています。ご入居者からも、雪が降ると、家の雪景色、花が咲くと庭の写真、新しい家具を買ったら家具の写真など送っていただきます。・・・・・・・うれしいことです。お子さんの成長とか、旅行先の写真なども送ってくださいます。家のデザイン、設計、を通して、お客様から大事な知人になってくださった方が数多くいらっしゃいます。何よりの財産です。そしていろんなことで助けていただいてます。私は「金」はないので、「腕」を磨き続けることがオーナーへの恩返しです。
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佐世保、ワッセナー
ワッセナーの現場2件行きました。30年前とはいえ、ひどい工事をやってます。こんなことが許されビジネスが行われていたことに、驚きます。年月による老朽は仕方ありませんが施工精度は「罪」です。まあ、今もこんなひどい工務店もいますけど、自分たちの下手さや知識のなさをわかっていません。きれいにリニューアルして渡します。腐食のデッキ工事もあと塗装です。S邸はスタイリッシュに、こだわりの空間が見えてきました。奥様と平田の感性でできた空間です。塗装はブラックが基本です。スペックハウスのパースを、S社長に届け、帰りました。アーツ工房は、いそがしい中、段取りよく、責任ある仕事で、答えてくれます。平田も今忙しく、打ち合わせが続いているようです。今からは彼女の時代です。
デザイン担当としての現場
糟屋K建設のモデルハウスの現場に行きました。クロスの下地処理の最中です。もうすぐ完成です。玄関ドアのモールや、縦樋が気になりましたので、監督に電話しました。よくできてます。このファサードはカリフォルニアの小住宅です。建物は引いて見てバランス、色、デコレーション、シンボルツリー、下草の順にチェックします。内装の各部屋も同じです。先日神戸まで家具を見に行っていただきました。ディスプレイが楽しみです。平田がお手伝いする予定です。今月着工した大阪の現場は土間コンが打ち終わりそれをオーナーがメールしてくださいました。立ち上がりは16日に打つ予定です。請負の工務店の社長自ら細かいところまで気にかけ、段取りがいいので安心です。今月25日前後に、フレーミングに入る予定です。その時はまた大阪に行きます。平田はワッセナーF邸の内装打ち合わせに出かけてます。インテリアデザインは平田がいるので安心です。「失敗しないので。」
昨日、薬局のご提案をしました。細かい変更はありますが、外観デザインは気に入っていただき、進めていきます。
職人がいないようです。
工務店の社長が悲鳴を上げてます。年度末ということもあり、職人確保がままならないようです。工務店は今どこも景気がいいようです。さらにインフルエンザで、ダウンしてる職人も多く、工程を守るのに大変だといいます。今事務所では佐世保S様ご夫婦が打ち合わせに見えています。いよいよ完工間近で、外構や、カーテンの打ち合わせです。「棟梁がインフルエンザで・・・・・・。」と工務店に変わりお詫びをしました。日ごろ前向きに頑張る棟梁の様子を気遣ってくださいました。
薬局の計画図を清書して、あさって打ち合わせです。Y邸の最終プランが決定したので、実施図に移ります。ワッセナーのF邸の桟橋補修工事に入ったようです。大リニューアルのF邸は思いのほか窓周りにダメージがあり、やや遅れてます。取り戻す工程はもちろんですが、それ以上に、きっちり、慎重に、防蟻、雨漏れの解決をして仕上げに入ります。
現場は職人の舞台です。私は現場で大工や職人から勉強させてもらうために行きます。大阪も佐世保も、日本の職人は優秀です。
いろいろやってます。
大阪は配筋中のようで、オーナーからメールで写真をいただきました。9日検査に行きます。先日数年前に手掛けた天神の小さなネイルサロンを再リニューアルすることになり、平田が夜間工事立会いでした。寒い中みんな頑張ります。佐世保のS邸は天候の悪さと棟梁がインフルエンザで、やや遅れ気味です。ワッセナーも寒さと、職人の段取りで、工務店の社長はたいへんのようです。佐世保赤崎の分譲住宅は順調に進んでいるようです。以前改装工事をした太宰府のM邸には家にイタチが入り込んでいるようで、駆除業者との打ち合わせ中です。断熱材の敷き替えや隙間つぶし消毒など大変です。イタチ、子猫、ネズミ・・・・・隙間が多い、昔ながらの在来木造はよく入り込み、簡易的な巣も作ったりします。その後、クリニックの打ち合わせに行きます。
寒波
現場は寒く大変です。佐世保の棟梁もインフルエンザらしく、お休みのようです。この寒波が最後だといいのですが・・・・・。大阪の方は配筋が始まり、9日検査です。寒いようです。それにしても昔はどうしてたのでしょう。今みたいに、ヒートテックや、ダウンジャケットなどなく、ごわごわに重ね着しかなかったはずです。親父は船乗りでしたが、冬は荒れた玄界灘を博多と対馬の往復です。何枚も股引を履き夜中三時くらいに出航でした。、荷役の時は体から湯気が立ち上っていて、服を脱いで裸になるときもありました。そんな親父をはじめ大人たちがかっこよく見えてました。どの仕事も大変ですがそれを黙々とこなす大人を見て、刺激を受けながら成長する子供たちは正しく育ちます。大人がなめられてる生き方しか見せることができないことが何より情けないと思います。私の周りにいる職人はオーナーたちからも信頼が厚く、自分の仕事にプライドを持って働いています。だからこそ、むすこが親父のそばで技術を学ぼうとしています。うらやましい限りです。
デザイン設計
H先生とデザイン設計契約を締結しました。事務所に来ていただき、今後のスケジュールなど、打ち合わせを行い、仲間とともに、いいものを提案していきます。我々の作品集を見ていただくとおわかりいただけると思いますが、美しいデザインの建物を世に出すため、私と平田がオーナーと打ち合わせ、原案を作ります。その後、申請、工事のための実施設計、部材の選定、カーテン、照明、家具、エクステリアなど仲間と話し合い練り上げます。それを工務店に託し、現場打ち合わせを重ねて完成します。
デザインを大事に、オーナーを大事に、周りの景観を大事に、仲間を大事に、・・・・・・・このやりかたが理解できない住宅屋、工務店、役人、がたくさんいます。欧米のような美しい街並みができない要因はデザイン屋がいないからです。日本の大人はデザインを軽視する傾向にあります。
佐世保とワッセナー
いつも通り早くに長崎道を発知ります。鳥栖、佐賀は雪が積もってます。ワッセナーA街区は今日で終わりです。オーナーが支給されたステンドグラスを製作建具にはめ込み、素敵な玄関ドアができました。外部中心のリニューアルでしたが、きれいにできました。F邸は解体が進み、床も撤去してレベル調整です。アマ漏れや、腐食部を見つけながらの解体です。メールで、オーナーに現場報告をしました。佐世保のS邸はあとわずかで造作完了です。キッチンキャビネットを組み込んでいました。L&Sにお寄りして、スペックの打ち合わせをしました。モデルは足場が取れて、大きく、目立ちます。どの現場もそれぞれのこだわりがありますが、トータルで空間を考えたかどうかです。好き嫌い、かっこいい悪いだけでは空間の落ち着きや、生活を豊かにはできません。こだわりと、迷いと、わがままは紙一重です。明日から大阪、東京です。寒いと思いますが元気に動きます。
現場は職人の舞台。
わたしは現場で職人や、監督と話すことが好きです。いまだに勉強になることばかりです。それぞれの職人や大工のやり方、段取りがあります。その現場に、営業や管理職が入ってきて、くだらない取り決めをすることが多くなりました。片づけ、掃除、過剰な養生、・・・・・現場のきれいさをアピールしたり、そんな項目を見積りに入れて稼いだり、きれいな現場をオーナーは頼んでるのではなく、素敵な住まいを待ってるわけです。職人と一緒にいい家を作ろうという意思疎通ができてればそれでいい。現場は管理職や力ない営業マンのいる場所ではありません。職人の舞台です。オーナーは職人の「腕」をみて感心され、驚かれます。
ダメな組織は職人や従業員がダメ社長を嘆いたり、「金のためだけ適当にやっとる。」という愚痴の会話であふれます。悲しいことです。