下関Y医院の電気、製作家具打ち合わせを 先生も参加いただき現場で行いました。土曜日、再度行います。我々の提案を尊重いただき、プロの意見として、いつも真摯に耳を傾けてくださることと、快く現場に足を運んでくださることに感謝します。職人も含めみんなで話し、みんなで決め、みんなで頑張り、みんなの気持ちが入ったいいものができそうな予感です。薬局も基礎が完成し、今週棟が上がる予定です。小さいながら、存在感のある建物のはずです。
現場によっては物が決めきれず、いたずらに 職人を待たせることがあります。 建築において最悪の行為です。「私はこだわりたいから」を理由に施工中にもかかわらず何度も意見が変わったり、決めるための資料集めや資料作成ばかり要求し、我々のアドバイスにも耳を傾けるわけではなく、「できたものを見てからでないとわからない。素人だから」と現物を見て触ることを要求したり、自分が決めたことが失敗したときの保全ばかり要求したり、それでも決めていただけない物件は、結局、いいものとして完成しません。平田はそれを根気強くやり取りします。色一つにしても場所と身近なものの色と照明のあてかたと物の凹凸の陰で全く印象が変わります。細かく言うと天気での日の当たり方や方位でも変わります。カラーコーディネートとは色の細かいこだわりではなく、空間においてはカラートータルバランスです。こだわりとは物を迷い決められないことではなく決められないのは知識不足とセンス不足と経験不足、そして自分に自信がないからです。一人では何もできない人です。そういう時は正面から話しにくいこともきちんと話し合いをさせていただいています。。いいものを作るという目的は同じなのですから・・・・。
夜、キャナルの店舗工事に行きました。設計、監理をお受けさせていただいたのですが夜間工事を厳しい制約のもと進めてます。みんな工期、時間との戦いです。住宅の現場で見習うべきことが多く見受けられます。勉強になります。造る体制は万全です。東京のオープンプロデュースチームとのやり取りをお互いきちんとできれば、いいオープニングを迎えることができるでしょう。努力します。