下関Y医院の上棟式です。屋根も外壁もサッシも電気配線も済ませての楽しい直会です。家の4隅をお酒でお清めいいただき、おいしいお弁当をいただきました。欠席の平田や中村にもお弁当をいただき、感謝いたします。この連休に来る台風の進路が気になり、足場やシートを台風準備です。物を作っていく仕事で、大工さん、職人さんに一区切りいただく上棟の儀式は、とても大事です。昔と違い飲酒ができないことで、少なくなっていますが、飲むことが目的ではなく、顔を合わせ、語り合うことで自分の仕事への誇りと責任が再認識できます。オーナーの夢や考え方を聞かせていただくことができます。地鎮祭、上棟式、・・・・・・・形ではなく、本質を受け継ぐことは大事です。
福岡に帰り、東区Y邸の地耐力調査を踏まえての打ち合わせ、そして夜10時はキャナルのIKKOさんプロデュースのお店「ピーチドール」の養生撤去と商品設営によりました。
お店を一つ期限を決めてオープンさせるには多くの半端ではない努力があり、泣きながら、笑いながら、悔しい思いをしながら、喜びながら2,3時間の睡眠でみんなが一つの目標に向かっている姿は、とても素敵です。きっと出来上がって働く人、できる人にまかせて、時間で働く人、条件で働く人には味わえない、達成感と、共有感、と、自分たちが立ち上げ、自分たちが守る店というかけがえのない感情を手に入れることでしょう。我々の仲間たちも、建築は終わっても、自主的によってきて、少しでもいい形でオープンさせようとする姿がとてもうれしく感じます。話し合って足りないものを見つけると、夜中でも走り回ってます。オーナーのお人柄がそうさせるのでしょう。いい勉強をさせてもらいました。