今年一年事故なく現場が動きました。職人さん、各業者の方々に感謝します。わたしの小言や無理難題、怒りなどで不愉快なことも多かったと思いますが、人もお金も少ない会社です。コーディネーターと二人でオーナーでに喜んでいただける家を創ることだけでしか存在感を示せません。理不尽なことや、嫌われたくないことで「まあいいか。」という妥協はできません。莫大な値上げで調子に乗りすぎて、おかしくなっている建築業界は近いうちに大変なしっぺ返しが訪れるはずです。約２，30年前経験してるはずです。モノづくりは一つの会社が儲けるものではありません。国、銀行、電気、ガス、水道不動産、設計、工務店、職人、各業者、運搬など多くがかかわり少しずつ利益をもらう仕事です。それを合計すると大きなお金になり、内需拡大につながります。モノづくりはかかわる人全員が動き汗をかく仕事です。机に座って、もうかる仕組みを考え金勘定だけやってる人たちが業界を壊すのです。我々の家づくりは、好きな人にかかわっていただき作品を創ります。今の社会は、働く条件や、損得が大事なようです。しかし、われわれの創った家のご入居者には喜んでいただいています。われわれにとってそれが全てです。今年一年ありがとうございました。
